【剣盾S6最終327位(レート2018)】エレザード入り前のめり蜻蛉ルチェン

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【ごあいさつ】

はじめまして、ささくれといいます。

剣盾S6にて目標であった最終レート2000を達成できたので記念に構築記事を書こうと思います。

初めて記事を書くのでまとまりがないかと思いますが、目を通していただければ幸いです。

 

 

【構築の概要】

ガマゲロゲを除く5体で蜻蛉ルチェンを用いた対面操作により有利対面を多く作り崩していく。

・相手のダイマックスを蜻蛉ルチェンによる後出しじゃんけんでいなす。

エレザードを活躍させる。

 

 

 

【選出+動きについて】

基本的には

相手を削るポケモンから1~2体(エレザード/ヒヒダルマ/ドラパルト)

削るポケモンの引き先、クッション1~2体(アーマーガア/ガオガエン/ドラパルト)

といった感じで3体選出。

2体だけでサイクルを回せそうでかつ通りが良さそうな時や、どうしようもなくサイクルを回せなさそうな相手にはガマゲロゲを選出していました。

パーティ全体でダイウォールが枯渇しているので相手のダイマックスのいなし方をある程度考えて選出を行いたいです。

 

S6で特に増えたように感じた使用率上5+水タイプ(ラプラス/水ロトム/アシレーヌ)の並びに対しては、それぞれの型によって有利不利が変わってくるので難しかった。アーマーガア+エレザード+ガオガエンと選出することで大崩れはしないので終盤はこの選出をしていた。

 

また流行していた、火ロトム+ナットレイ+アシレーヌのようなサイクルに対してはナットに対してエレザードきあいだまを当てることで楽に勝てました。

1回までなら外しても再度サイクルを回したりして修正が効きます。

 

カバギャラ系統には、クッション役とギャラが対面してしまうことを避けて立ち回っていればなんとかなる印象でした。できるだけエレザードが場に残るように動いていれば問題ないです。ステロ展開されるのがストレスなのでガエンを絡ませることもままありました。

 

受け系にはエレザードヒヒダルマが非常に強くこの2体の耐久でも無理やり後出しが効くので楽だった。ただピクシー入りに対しては処理ルートがかなり限られてくるのでシビアな戦いを強いられる。

 

初手ダイマ系統に関しては、リザードン入りの場合のみエレザードを合わせてダイマックス、他はアーマーガアで様子見してなんとかしていた。ただ珠ドラパルト(物理も特殊も)に初手ダイマックスされるのが非常にきつく、毎回パーティを半壊させられていた。クリアボディやめてください。

 

 

 

 

【個別紹介】

以下採用順 

 

 

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エレザード@こだわりメガネ

特性:かんそうはだ

性格:おくびょう

実数値:137-×-72-161-115-177

努力値:0-×-0-252-4-252

技:ボルトチェンジ 10万ボルト なみのり きあいだま

 

特性とタイプにより霊・水を無効にできる点が非常に優秀。

高速メガネボルチェンで逃げつつ相手に負荷をかけられるのが強いです。

特にミミッキュ相手にも裏のクッション役と蜻蛉ルチェンすることでエレザードの触れさせず削りきることができ偉かったです。

終盤になるにつれダイマックスを吐いた後にでてくるアッキミミッキュが増えたがこの子でうまい具合に処理していた。逆にこの子で処理できないと他にまともな処理ルートがないのでエレザードは簡単に切らないことが大切に感じました。

 

ナットレイドリュウズカビゴンが出てくるタイミングが読みやすいので交代読みきあいだまがよく刺さりました。ドリュに対してはなみのりでいいですが

メガネきあいだまの火力は読まれにくく対面からナットレイをよく吹き飛ばしていました。

ちなみにH振りナットレイきあいだまで低乱数1発なのである程度サイクルを回したあとに打ち込むかステロを巻いてくるタイミングで打ちたい。ボディプは無振りでも基本耐えません。

なみのりはドラパに有効打が持てるあくのはどうと選択ですがこっちでいいと思います。初手ダイマックスリザードンが基本受からないので初手にこの子を投げてダイストリームを合わせていました。ダイマックス対決だとキョダイリザに対して半分以上HPを残して勝てます。

初手ダイマックスに限らずリザードンを選出してくるパーティはリザードンダイマックスを切るのでエレザードを温存しリザに合わせて処理していました。

 

 

体感選出率2位

 

 

   

 

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ドラパルト@こだわりスカーフ

特性:すりぬけ

性格:ようき

実数値:163-172-96-×-95-213

努力値:0-252-4-×-0-252

技:ドラゴンアロー ゴーストダイブ だいもんじ とんぼがえり

 

世界最速、とにかく速い。火力は足りてない。

切れる技がないのでダイウォールのスペースがないです。

切るならだいもんじでしょうがナットガアドリュに隙を見せるので厳しいです。

 

偵察役兼削り役兼ストッパーといった何でも屋。ただ試合によって役割が変わるといった感じなのでドラパルトを大事に使うのか雑に使っていいのか見極める必要があります。ただスカーフを持っており、現環境多くのパーティがフェアリーとノーマルを絡めてくるために、一貫する技が打てずスイーパーとしてはいまいちです。

 

ダイマを絡めなければドラパ対決には基本負けない。スカーフとばれたあとのドラパ対面は相手がダイマックスを切ってくれることが多いのでくるくるしてしのぐ。相手のドラパのダイマックスを見極めることが非常に重要です。

あと保険ドラパなど一部の耐久に厚いドラパルトにはゴーストダイブを耐えられてパーティが半壊しますしんどい。

 

 

体感選出率3位

 

 

 

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ガオガエン@フィラのみ

特性:いかく

性格:のんき

実数値:201-137-156-100-110-72(S個体値31)

努力値:244-12-252-0-0-0

技:DDラリアット とんぼがえり おにび ちょうはつ

 

物理主体のパーティ対するクッション役、非常に起点になりやすいのでできるだけ場に長居させないことが大事。特にトゲキッスを合わせられるとそのまま試合が終わりかねないので、できるだけ選出を控えるか出してもひたすらとんぼを押していた気がします。

 

技構成ですがこいつで炎技を打ちたい機会がナットレイアーマーガアぐらいですが、この二体には基本的に逃げられたり耐えられてなにかしらの行動を許してしまい炎技が必要なく感じました。

そこでちょうはつを採用しました。

この技によりじわれがなければほぼすべてのカビゴンに対応できるようになりました。

そのほか補助技主体のミミッキュや鈍足耐久系の再生技をシャットアウトできるのが強く使いやすかったです。遅いのでわずかではありますが起点回避にもなります。

ちょうはつ採用に伴いS個体値を0から31に変更しました。これはカバルドンの上からちょうはつを入れたいがためです。できるだけ後攻とんぼをするためにS個体値をもう少し下げてもいいかもしれません。

 

パーティ単位でガラルダルマ、エースバーンが重く、ガオガエンを絡めることでなんとかしていました。基本的に選出するときは過労死することが多いのでHP管理がを慎重に行っていました。

体感ではありますが、増加傾向にあった火力のある特殊ドラパルトがパーティに刺さっており、無理やりこの子でダイマックスを切って処理することもありました。

特殊珠ドラパの初手ダイマックスは勝てません、ほんとにやめてください。

 

 

体感選出率5位 

 

 

 

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ヒヒダルマ@こだわりハチマキ

特性:ごりむちゅう

性格:ようき

実数値:181-192-75-×75-161

努力値:4-252-0-×-0-252

技:れいとうパンチ ばかぢから じしん とんぼがえり

 

バカ火力、だけどアッキミミッキュを飛ばせないのだけが不満。

蜻蛉ルで有利対面を作って崩していく枠。

 

クッション役の蜻蛉対面操作から圧倒的な圧力をかけていく。

アーマーガアのとんぼが読まれずらく、有利対面を作りやすく強かったです。

選出誘導性能がすさまじく、基本的に相手の初手にヒヒダルマに不利をとらないポケモンがくるので有利対面から蜻蛉ルチェンをスタートするのに貢献していました(おそらく)

僕も相手のヒヒダルマが非常に重く選出が歪まされてました。

 

環境に守る持ちが多いのがめんどくさいです。

 

 

体感選出率4位

 

 

  

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アーマーガア@とつげきチョッキ

特性:ミラーアーマー

性格:しんちょう

実数値:205-107-126-×-150-87

努力値:252-0-4-×-252-0

技:そらをとぶ アイアンヘッド ボディプレス とんぼがえり

 

謎のポケモン

トゲキッスが重く、どうにか安定するクッションはいないか考えたところ行き着きました。とんぼを覚えるのもパーティコンセプトにあっていたので…

 

一見すると弱そうに見えるがこのパーティの潤滑油であり終盤には一番信頼の置けるポケモンとなっていた。

主に特殊やドリュホルードなど地面に対するクッションかつガエンが選出できないときのミミドラパへのクッションとしていつも過労死していました。

 

ラプラスアシレーヌトゲキッスといったポケモンたちに繰り出しちまちま削ったり、とんぼでサイクルを回したり、ダイマを枯らしに行きます。

上記3体の技は基本的に非ダイマックス状態で2発受け切れるのでそらをとぶを絡めて凌いだりもしました。

ここまでHDに特化することで同時にダイマックスを切ればだいたいのトゲキッスに殴り勝てます。(相手がダイバーン三連打だと厳しいがその場合はSが上昇していないので裏で処理できる)

後出しからダイジェットを受けて1ターンダイマックスを遅らせられば保険キッスにもなんとか勝てます。

逆にダイマックスを切らない場合キッスのダイマは枯らせますが、キッスをロクに削れません。蜻蛉ルチェンに限らずサイクル志向のパーティに共通することとだと思いますが、一度数的不利をとるとそのまま押し切られてしまいがちです。

このアーマーガアにダイマックスを切るのが無条件に強いとは言えませんが、相手を選べば機能はします。ミミッキュやドラパルトに関してもB方面の数値が足りないことからダイマを切ることもありました。

 

チョッキアーマーガアありだと思います。

 

 

体感選出率1位

 

 

 

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ガマゲロゲ@いのちのたま

特性:すいすい

性格:ひかえめ

実数値:181-×-95-150-95-126

努力値:4-×-0-252-0-252

技:なみのり だいちのちから ヘドロウェーブ くさむすび

 

電気の一貫ぎり、水打点が欲しくて採用。

この枠は珠ギャラドス→ 残飯貯水ゲロゲ→こいつという変遷を経ています。

 

主にどうしてもサイクルが回らなそうな相手に選出していきます。(ローブシン入りやエースバーンガラルダルマ入りにガオガエンが選出できない時など)

ダイマックスを切って1.5~2体持っていけそうな場合などにも指していきます。

 

どうしてもダイマックスを切らないと能力が足らないので選出は慎重に行いたいです。

パーティの都合上どこにダイマックスをきるか決めた選出は行動が窮屈になり後手に回りやすいからです。

 

ハマった時の破壊力は素晴らしかったです。並びを見て起点作成系の火力のない型だと思うのか意外と悠長に立ち回られることが多かったです。

 

技に関しては諸説ですがヘドウェを抜いてどくどくかステロを入れてダイマックスを切らずとも役割を持てるようにしたほうがいいかもしれません。

特にどくどくを持てばパーティ単位で重いアッキ天然ピクシーに対する有効打を持てるので試してみるべきでした。

ヘドウェはまもる読みなど打てる場面はあるのですが基本的に無駄なC上昇出る場面が多く、また非ダイマ時のフェアリーに対する打点としても火力が足りず微妙でした。

ただダイマックスターンはフルに攻撃に使えないとスペックを生かしきれないポケモンだと思っているので、あまりダイウォールは活用しなかったとかもしれません。

 

体感選出率6位 

 

 

 

【重いポケモン

・エースバーン

厳しい。最速の場合ドラパルト以外が上を取られガマゲロゲ以外は大損害を被る。なんらなガマゲロゲでも結構削られてしまったり、とんぼで逃げられるので辛い。ドラパも削られた後にはふいうちで縛られてしまいます。

ダイマックスを切っても不利がひっくり返るポケモンがおらず、ドラパとガエンを絡めてなんとか処理していました。

 

ローブシン

厳しい。ローブシンに対して交代を促せるポケモンがいないのでサイクルに付き合ってもらえない。またローブシンに打ち合いで勝てるポケモンがおらず、どうしても処理するのにダイマを切るか1体切らなけらばならなくなります。

 

・アッキピクシー

蜻蛉に合わせてアッキを食われるとその後のこちらの削りに回復が間に合うようになるので厳しいです。また特殊組も振り方にもよりますが瞑想→回復が間に合ってしまいます。ダイマックスを切ればそこそこなんとかなるので相手の裏との兼ね合いではありますが、先にダイマックスを切ることもありました。

 

・特殊珠ドラパ

型判別する前からある程度ケアしていないと、クッション役が大きく削られサイクルが成立しなくなります。こちらのドラパでうまく処理したいポケモン

 

 

 

【感想】

エレザードが強かったです(小並感)

エレザードが舐められやすく、エレザードを選出していない時に相手がエレザードどうするんだという選出をしてくることがままありました…

蜻蛉ルチェンは思いの外機能して、勝つ時は有利対面を多く作り出せ精神的に楽で楽しかったです。

ただエースバーンが無理すぎるので、今後増加するリベロエースバーンを考えると今期以降はこの形で使用するのは厳しいかもしれません。

外で遊べもせず大学にも行けずで家でポケモンに時間を割いてしまっていましたが、自分の中で満足のいく結果がだせてよかったです。

S7でさらに上を目指したいです!

 

ここまで読んでくださった方ありがとうございました!